PR
スポンサーリンク

推しの子第3話感想 かなとアクアの再会!45510が示す真実!

第3話は、アクアと再会した重曹ちゃんこと有馬かなの物語となっています。
重曹ちゃんのアクアに対する興味津々の心が、描かれていていますのでその感想を記事にしました。
推しの子の小説45510を見ておくと、面白さの格がまた一つ上がります。
アニメ小説原作の話を混ぜながら、基本物語順に感想をまとめました。
アニメ第3話と小説の話を先に見ておくことをおすすめします。

推しの子第3話感想 かなとアクアの再会!45510が示す真実!

ルビーが有馬のことを好きじゃないと言っていましたが、ルビーは子役の時から作り物っぽくて、生理的に無理ときつめの偏見を持っていて、さらに有馬は母がいなくて泣き叫ぶルビーに指摘したり、 アイがドラマでカットされたことを、ボロクソに言っていたんで有馬の印象は最悪です。
有馬から見ても重層と言ってくる上に、ストレートに悪口を言ってくるんで、ルビーの印象も最悪。
こんな2人が、今後どう関わっていくのかが見どころです。

有馬からの豊かな怒りの表情は原作にはなく、完全に公式に気に入られています。
次にアクアは追いかけるシーンはほぼ原作通りのセリフなのに、漫画の方が一コマずつ描かれてるからかよりしつこさを感じるんですよね。
アニメでは新規で追加されている描写も多くて、可愛さにも気合い入ってましたね。

有馬はアクアを芸名だと思ってる上に演技力も高いと思っていて、アクアは思い出してコミュ力の大事さを知ったはずなんで役者として尊敬しています。
自分の価値観を変えてくれた存在だからだから…
アクアが役者をやってないと知った時に、すごい寂しそうな顔をするんですが、それでもアクアがこの業界にいたことを嬉しく思うんです。

そんな有馬の両親は田舎に引っ込み、本人は一人で寮暮し。
ここで気になった発言は、貯金だけは子役時代の稼ぎで引くほどある。
言い方的に自分でお金を管理していることになっていて、普通に考えて子役の時からお金を管理できるはずがないんですよね。
だから、両親が田舎に引っ込んだという部分と照らし合わせると、今かなが売れなくなったタイミングで、有馬一人を都会に残し、その時に子役時代の稼ぎの一部を渡されて、そこから自分で管理をするようになったのかとか?
ここは想像でしか話せないですが、何か闇が潜んでいるのかもしれないです。
そして、有馬は役者としてのアクアに興味を持っていて、その姿を見るために、今日は甘口でというドラマに、アクアを役者として誘います。

今日あまは、はかぐや様にも出てくる漫画なんですが、これは2つの世界線が繋がっていることを証明しています。
実は公式の質問でも、押しの子はかぐや様より何年か後の時系列で、生徒会メンバーも社会人になってそうですと明言されているんです。
だから、押しのこの世界線で考えると、過去に売れた完結済みの名作。
だから、今の流行作品ではないんです。
ちなみに、かぐや様だと作家名は青坂青になっています。

アクアは今日あまのことを知っていて部屋にも漫画を置いているんですが、演出かじってる人間で知らねー、奴もグリだろと言っていることから、漫画が好きで見てるんではなく、仕事として必要かもしれないから、そういう作品は念入りにチェックするくらい、この仕事を本気でしていることがわかります。
アクアは役者としての自分に自信はなく、最初は出演を断っていたんですが、有馬が鏑木という名を出すことであり、有馬は苗字しか言ってないのに、アクアはフルネームで反応するんです。

アクアは4年かけて、愛のスマホのパスワード45510にたどり着き、その中には友達の連絡先はなく、芸能関係者のメアドや番号が入っており、その一人が鏑木勝也。
つまり、愛の携帯に入っている名前すべてを完全に暗記しているんです。
とんでもない執着心ですよね。

この名前を聞いた瞬間にかぶら木が真犯人かを見極めるために、DNAを採取する目的でドラマに出演することを決めるんです。
鏑木はアニメ第1話からすでに登場しています。

推しの子第3話感想 パスワードが示す意味と真実!

愛のパスワードである45510にはどんな意味があるのか?
45510といえば小説のタイトルでもあり、小説の中でその意味は話されていています。
これは前回の動画で詳しく説明したんで省略して話します。
45510とは、b小町の初期メンバー高峰、ニノ、アイ、渡辺。
この頭文字を入力した時の数字であり、この4人は初期は仲良く仲良し4人で無邪気に作った共有パスワードが、45510。
つまり、45510とは仲良しの証。

b小町は次第に仲が悪くなり、アイが芸能界を去り16年が経った頃、 メンバーの一人はそのブログを久々に見つけ、アイはそのブログの中でみんなが見てない間に投稿していて、仲直りがしたいですと発言していたんです。
この小説だけを見ると、それが嘘か本音かはわからなかったんです。

このパスワードがアイのスマホで使われていることで、気持ちは本音だったことの証明となるんです。
スマホのパスワードにするほどb小町は、アイにとって大切なものだったわけです。

アイはb小町をここまで大事にしているのか?
b小町に入るまでの話をすると、アイは施設で育っていて学校に行っていたかどうかは、明かされていません。
行っていたとしてもスマホ3台ともに友達の連絡先がないことや、家族に愛されずに育ったことで、心が病んでいたことから、アイに友達がいたことは想像ができないです。
何か一つの目標を一緒に目指す仲間もいないです。

アイは嘘にまみれて生き続け、嘘のことは嫌いでした。
社長との出会いで嘘を吐くのも才能であり、嘘が本当になるかもしれない、そう言われたことでアイにとって嘘の価値は、マイナスからプラスへと変わり、アイはb小町という居場所で嘘が本当になる瞬間、愛を知る瞬間を求め活動したんです。
初めて友達になったのが、b小町の初期メンバーだったんです。

アイはb小町のことを大事にし、45510というパスワードをスマホに設定していたんです。
初めての友達であり唯一の友達だったんです。
面白いところが、アニメが放送されるまでこの数字の意味を解読できなかったのに、アニメ直前に45510という小説が投下されて、何年も隠し続けてたのがやばいですよね。

赤坂先生、天才すぎんか。
そして、アニメではスマホの待ち受け画面で、b小町のメンバーが愛含めて7人描かれていて、これは原作にはないもので、初期だけではなく愛は周りに嫌われてからも、b小町のメンバーと仲良くしたいと思っていた。
それがわかるようになっているんです。

推しの子第3話感想 アクア、最終回はストーカー役

本編の話に戻りますが、アクアが出演するのは最終回のストーカー役。
ネットでは現時点で3話まで放送されており、AbemaTV風の評価では原作にはないんですが、評価は1と最悪。
実際に見ると中身はかなりひどく、メインの役者は新人ばかりで演技があまりにも酷い。
アニメの下手な演技はうまい。
こいつの演技は酷すぎる。
ここに関しては、原作ほどわかりやすい表現はなくて、漫画ではカタカナで記載されていて、誰が見ても下手ってわかります。
漫画だからこそできることですね。

推しの子第3話感想 有馬かなは、人のために生きる

そして、有馬かな本人もレベルを明らかに下げてるんです。
ここずっとアニメで見てみなかったんですよね。
特に、メルトの声優は超重要で第4話が楽しみすぎる。
そして、14巻で完結する漫画をたった6話で収める必要もあって、ドラマが1時間放送だとしてもアニメで言うと1クール分ぐらいです。
だいたいアニメ1クールで3巻から5巻が、平均的なんでカットもかなり多くなってます。
だから、この時点で無茶苦茶で、このドラマ原作の良さが全く伝わらないんですよね。
でも、それで問題ないんです。
このドラマ原作が売れるかどうでもよくて、役者の顔が売れればいいんです。
そして、有馬はドラマの目的を自分自身で解釈していて、イケメン好きな女性層にリーチする企画であって、演技力は二の次と理解しています。
ここでもし、有馬かなが本気でやると、イケメンの演技の下手さが浮き彫りになって、 イケメンを売る目的としてはデメリットになるし、作品としても下手が目立つと逆に見てられなくなるんですよね。
スポーツでも同じで、兵庫号と弱小校の試合よりも、弱小と弱小の試合の方がまだ見れますよね。
だから、見れる作品にするために下手くそな演技をしていたんです。
でも、有馬は演技力には自信を持っていて、本音は全力で演技をしたい。
でも、有馬自分のエゴを抑えて、人のために生きるようになったんです。
それは、役者として生き抜くために必要で、自分が役者としてすごい演技をするよりも、使いやすい役者になる方が、人のためになり仕事ももらえることに気づいたんです。
有馬のエゴは封印されたんです。

アクアが何かを企んで、本番の日がやってきます。
この時、ドラマの説明で業界用語が大量にあったんですが、一言で簡単に言うと、念入りに立ち位置から流れまで、要所ごとにチェックして練習をいっぱいしてから、本番に挑むのが普通の現場ということなんですが、今回はロケ地が1日しか確保できなかったんで、1回きりの練習です。

そこで登場したのが鳴島メルト。
このキャラめっちゃ好き。
周りには舐めた態度をとっていて演技未経験のモデルなのに、主演に選ばれるほどトントン拍子に売れたことで、自分を最強だと思ってるんです。
まるで昔の有馬かな…

推しの子第3話感想 アクアの成長と有馬への影響

次にアクアの台本。
この細かい書き込みを見れば、アクアがこれまで役者としてどれだけ頑張ってきたのかが、わかると思うんですが、実はこれ原作にないんですよね。
アニメもアクア並みに演出が細かい。

ストーカーの格好がまるであの時の男で、何か意味がありそうで怖いですよね。
リハーサルが終わった時に、有馬が自信のないアクアに対して言うんです。
ずっと努力してきた人の演技って感じがして、私は好き。
ここらへんの発言が面白くて、これって有馬自身にも言えることで主役で一気に注目を浴びて、必要とされなくなっても、稽古だけは続けて努力をし続けてきた。
どうすれば仕事で使われるのか、試行もし続けてきた。

そんなにうまくいくわけではない。
この暗闇の中、努力をしてきたからアクアの演技を見るだけで、気持ちを理解することができて、実際アクアも努力をしてきたけど、才能がないと思い込んで、役者の道を諦めたんだと思います。

次に言ったセリフが自分のエゴを殺して、物語に寄り添っている。
有馬自身のことで、自分自身の演技が評価されたいというエゴを抑えてますよね。
主演級の仕事を10年ぶりに手に入れて、このチャンスを逃すわけにはいかない。
仕事を与えてくれた制作人に対しても、きっかけを生み出してくれた原作者に対しても、リスペクトがあって役者も裏方も精一杯やってると、誰一人と下げることなく、大人より作品のことを考えて人間としてめちゃくちゃ成長したんです。

何よりも、有馬が変わったのは、子役時代のアクアの圧倒的な演技力と褒め力の高さがきっかけです。
アクアに対してもリスペクトを持っていて、そんなアクアも闇に揉まれながら、今もこの仕事を続けていることを喜んでいるんです。
だから、有馬とアクアが再会したタイミングって、有馬からすると一番最高で、作品の意図を理解できるコミ力があって、演技も上手い人間が欲しかった時に、有馬に影響を及ぼした本人とたまたま再会したんですよね。
有馬は努力し続けたことで実力が評価される時期がきた。

続けてきてよかった、そう思うことができたわけですが、有馬からは実力で評価などをされていなかったんです。
キャスト陣を眺めてくれ名前は世間的にも浸透し、柄もただ同然でネームバリューが使える。
使い勝手が楽な女優演技など、一切求められていなかったんです。
あるいは自身は演技がうまいから、作品の破綻を防ぐために使われたと解釈していたんですが、それは勘違いだったんです。
知らない方がいい現実…

推しの子第3話 まとめ

アクアはタバコの採取を済ませ目的を果たしたことで、有馬の思いを守るためなのかむちゃくちゃやって帰るかと言って第3話が終了します。
この最後のアクアの主人公感が推しのこの武器の一つで、ここからどんどん面白くなってきます。

有馬からは役者としての生命力がかなりあるわけですが、重曹を舐める有馬の映像はまるでゴキブリのように描かれていて、有馬の役者としての生命力を表現していたのかもしれません。
皆さんの感想もぜひ聞かせてくださいという感じで今回の動画 終わります。
この動画が良ければ高評価チャンネル登録よろしくお願いします。

アニメ
スポンサーリンク

コメント