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新卒公務員のボーナスはいくら貰える?支給日は?民間企業との差は?

なりたい職業ランキングでいつも上位にいる公務員。

近年は特に「安定している職業」として人気があります。

 

学生さんの中には、公務員を目指して就職活動をされている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は「新卒公務員のボーナスはいくら貰えるのか?」「いつが支給日?」「民間企業のボーナスとの差はどれくらいか?」について詳しくご紹介したいと思います。

 

公務員のボーナス支給日はいつ?

公務員のボーナスはいつ支給されるのでしょうか?

国家公務員のボーナス支給日は法律で支給日が定められています。

     夏:6月30日

    冬:12月10日

 

地方公務員は自治体の条例のよって支給日が決まりますが、国家公務員の支給日である「6月30日」と「12月10日」に準じて定められるのが慣例となっています。

 

新卒公務員のボーナスはいくら貰える?

それでは、新卒公務員のボーナスは具体的にいくら貰えるのでしょうか。

計算方法と併せてご紹介いたします。

 

公務員のボーナスの計算方法

公務員のボーナスは下記の計算式によって決まります。

 

(基本給+地域手当+扶養手当)×支給月数 = ボーナス支給額

 

扶養手当とは

扶養家族がいる職員に対して支払われる手当のことです。

 

地域手当とは

地域手当とは、地域間での支出の差を埋めるための手当です。

また、同じ地域にある民間企業との賃金水準の差を調整する目的も兼ねています。

 

 

それでは、新卒公務員のボーナスは具体的にいくら貰えるのか?

以下で詳しく説明していきます。

 

夏のボーナス

新卒公務員は夏のボーナスを満額もらうことはできません。

もしかすると、考えていた以上に少ない金額かもしれません。

 

満額もらえない理由は、新卒公務員の勤務日数が関係しています。

 

新卒公務員の場合、4月~6月までの2か月しか勤務していないので、満額のボーナスは支給されません。

およそ、満額の50%~60%の金額が支給されることになります。

 

具体的な数字を見てみましょう。

  182,200 × 0.675 = 122,985円

【国家公務員の大卒初任給】【地域手当なし】【扶養手当なし】【新卒ボーナス支給月数=0.675】で計算しています。

 

いかがでしょうか?

新卒公務員の夏のボーナスは約12万円でした。

 

勤務地や職種によっても金額の差はありますが、おおよそ似た金額になるのではないかと思います。

 

ボーナスの金額としては少し寂しいような気もしますが、2か月間しか働いていない+初めてのボーナスとして考えるのであれば、貰って嬉しい額といえるのではないでしょうか。

 

冬のボーナス

冬のボーナスはいくら貰えるのでしょうか?

冬のボーナスから新卒公務員も満額の金額を受け取ることができます。

 

夏のボーナスに比べるとぐっと増えて、ボーナスっぽい金額になります。

 

具体的な数字を当てはめると以下の金額になります。

   182,200 × 2.275 = 414,505円

【国家公務員の大卒初任給】【地域手当なし】【扶養手当なし】【2019国家公務員の冬ボーナス支給月数=2.275】で計算しています。

 

夏のボーナスと比べるとかなり増えましたね。

手取り額は多少減ってしまうとしても、30万円以上の金額をまとまって受け取れるのはかなり嬉しいのではないでしょうか。

 

 

公務員と民間企業のボーナスはどっちが多いの?

公務員の人で「民間企業はボーナスがいくら貰えるんだろう?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

公務員と民間企業のボーナスはどちらが多いのか簡単に計算してみました。

 

公務員のボーナスは約2か月分です。

民間企業のボーナスは企業規模により大きく差がありますが、公開されているデータを見ると、おおよそ大企業で2.4か月分、中小企業で1か月分です。

 

つまり大企業に勤める人に比べるとやや劣りますが、中小企業に比べるとボーナスは多いといえます。

 

中小企業では、業績によってボーナス支給なしなんてところもあると思います。

公務員で、ボーナス支給なしとなることは早々ないでしょうから、中小企業に勤める人から見ると「安定的な職業」といえるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は「新卒公務員のボーナスはいくら貰えるのか?」「いつ支給されるのか?」など、新卒公務員の気になるボーナス事情について、詳しく紹介いたしました。

 

新卒公務員のボーナス額を計算してみると、夏のボーナスは少し寂しい金額でしたが、冬のボーナスからは新卒であっても十分な額を支給されているようでした。

 

新たに公務員としての人生をスタートした人、これから公務員を目指そうとしている人など、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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