Nintendo Switchの大人気ソフト「スプラトゥーン3」を家族(子供)と一緒にプレーしようと思って2台目を準備したけど、通信エラーが多すぎる状態で困っている方、いるんじゃないでしょうか。
私がそうでした。
これまで、スプラトゥーン3の通信エラーが多すぎると感じられた方の主原因だったNAT越え問題等は1台目をDMZの設定すればNATタイプAにできて解決しますが、1回線では2台目をDMZに設定することが出来ません。NURO光のONU「ZXHN F660A」に限った話ですが、ポート開放して解決した事例を紹介します。
スプラトゥーン3の通信エラー多すぎ?本記事で解決できそうな症状と原因
一言で通信エラーといっても様々な要因があります。
本記事で解決できる症状
- witchからNintendo eshopが開くことが出来る
- 要は普通にインターネットが使える状態であることの確認です。
Nintendo eshopが開けるということは、お手持ちのSwitchが問題なくインターネット回線に繋がってNintendoサービスのサーバーにアクセス出来ているということになります。
- 要は普通にインターネットが使える状態であることの確認です。
- 接続テストで十分な速度が確認できる
- ネット対戦する場合、一定の回線速度が出ていることも条件です。
上がり下りで10Mbps以上あることを確認してください。
- ネット対戦する場合、一定の回線速度が出ていることも条件です。
これらを満たしている場合、ルータの設定や動作で、インターネット対戦に必要な回線の使い方に制限を掛けている可能性が高いです。
スプラトゥーン3の通信エラー多すぎ?2台目安定通信させるにはポート開放が有効!その手順を解説!
私自身がこの問題を解決して、2台のSwitchで問題なくスプラトゥーンがプレイできるようになった方法を紹介していきます。
接続したい Nintendo Switch のIPアドレスを固定する
Nintendo SwitchのIPアドレスを固定する方法はこちらのサイトが参考になります。
固定したIPアドレスをメモっておきましょう。
ルータ側の設定をする際に使用します。
NURO光のルータ設定画面を表示する
まずはお使いのブラウザのアドレス欄に「192.168.1.1」と入力してアクセスします。
するとログイン画面が表示されます。
初期設定なら下記情報でログインできるはずです。
- ユーザー名 admin
- パスワード admin もしくは 空欄
設定画面が開いたら、接続名を念の為控えて置いてください。
左側メニューの
「ステータス」>「ネットワークイターフェース情報」>「WAN接続情報」
で確認できます。
そこで表示された接続名は覚えておきましょう。
ポート開放設定画面を開く
特定のIPアドレスに割り振るポートの番号を設定します。
「アプリケーション」>「アプリケーションリスト」にアクセスします。
「アプリケーションを追加するには、ここをクリックしてください。」を選択します。
各種数値を入力します。
①アプリケーション名:任意の数値でOKです。
②プロトコル:「UDP」を選びます。
③(開始)WANポート:任意の数字 0~65535 の間で適当に選んでください。
④(終了)WANポート:ポートは特定の値で問題ないので、③と同じ数値を入力します。
必要ないですが範囲指定する場合、③より大きい数値を入力します。
⑤(開始)マッピングポート:任意の数字 0~65535 の間で適当に選んでください。
あまりいろんな数値を入力すると後で管理がややこしくなるので、③と同じ数値で大丈夫です。
⑥(終了)マッピングポート:⑤と同じ数値で大丈夫です。⑤で③と同じ数値を入力しなたら同じ数値で大丈夫です。
入力し終えたらに「追加」を押すと生成されたことが分かります。
ポートフォワーディング設定の説明
先ほどアプリケーション用に作成した特定のポートをポートフォワーディング(ポート開放)していきます。
「アプリケーション」>「ポートフォワーディング(アプリケーションリスト)」
で設定画面になります。
⑦WNA接続:WAN接続情報で確認した「接続名」を入力(恐らく1つしかないので間違いようがない)
⑧内部ホストのIPアドレス:固定したいIPアドレスを入力します。Nintendo Switchで固定したIPアドレスですね
⑨アプリケーション:先ほど設定したアプリケーション名を選択します。
入力が完了したら「追加」を押して完了です。
「アプリケーション」>「ポートフォアワーディング」
で設定された内容が確認できます。
もう少し続きます。
NURO光ルータを再起動
ポートフォワーディングが設定できたら最後にルータを再起動します。
これ、忘れやすいです。
「管理」>「システム管理」>「リセット」
に移動すると「再起動」ボタンが表示されますのでここをクリックします。
長くても5分くらいにはルータが正常に動き出しますので、そのあとスプラトゥーン3で問題なくインターネット対戦ができるか確認してみてください。
Nintendo SwitchとのNATタイプは「B」のままでしたが、私は問題なくプレイできるようになりました。
ポート開放してもできない場合 UPnP を無効化
それでもダメならUPnPを無効化しましょう。
具体的には、左メニューから
「アプリケーション」>「UPnP」
で移動した画面の「UPnPを有効」のチェックボックスのチェックを外します。
スプラトゥーン3の通信エラー多すぎ?1台だけ通信を安定させるならDMZ設定が簡単!その手順を解説!
冒頭でも説明しましたが、一人暮らしで2台目とかいいからもっと簡単にできないの?
と思われる方もいるかと思いますので、DMZ設定方法も説明しておきます。
DMZ設定① Nintendo SwitchのIPアドレスを固定する
こちらは上に記載した内容と同じです。
DMZ設定② ルータ側の設定
「アプリケーション」>「DMZ」
で設定画面を開きます。
①有効にするのチェックボックスにチェックを入れる
②WLAN接続にWAN接続情報を選択
③LANのIPアドレスにNintendo Switchで固定したIPアドレスを入力する
これだけでOKです。
特にルータ再起動の必要もありません。
スプラトゥーン3の通信エラー多すぎ?通信エラーが起きる原因
インターネットにおけるゲームで発生する通信エラーは本当にいろんな種類の要因があってなかなか特定するのが難しいです。
具体的な内容については別途記事を作成して、そちらで紹介させていただこうと思います。
スプラトゥーン3の通信エラー多すぎ?まとめ
スプラトゥーン3の通信エラーが単に多すぎとTwitterで騒いでいる方、沢山いると思うのですが、起きる原因は、ただ回線速度が遅いとかping値が低い(パケットロスが多い)といった理由だけではありません。
本記事でお話したように一見便利な機能が盛りだくさんなルータだったとしても、その機能がエラーの発生原因となっていることもあります。
一つ一つ発生要因を潰して、根本対策できる知識を身に付ける必要があります。
機器が複雑になった分、ユーザー自身も賢くなる必要がありますので、めんどくさがらず問題解決能力を高めていきましょう!
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