卒業シーズンを終え桜が咲く季節になると、今度は入学式シーズンですね。
新たに入学式を迎える親せきの子供さんがいる人は「入学祝いはいくら包むのがいいの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は「入学祝いの相場」「孫や甥っ子・姪っ子、親せきの子供へ渡す金額は?」「入学祝い渡し方の基本的なマナー」などについて詳しくご紹介したいと思います。
入学祝い 渡し方の基本的なマナー
孫や甥・姪が初めて迎える入学式の場合、入学祝いの【渡す時期・のし袋・渡し方】など、分からないことも多いですよね。
下記で、入学祝いの基本的なマナーについて詳しくご紹介いたします。
入学祝い 渡す時期のマナー
入学祝いを渡す時期は、小学校・中学・高校・大学と学年別で以下の通りです。
■小学校・中学校
3月の初旬~中旬までに、遅くとも入学式の1週間前までに
■高校・大学
受験がある場合は合格して進学することが確定してから、遅くとも入学式の1週間前までに
高校・大学の進学は、多くの場合受験を伴うので合格が決まる前に入学祝いを渡さないよう注意しましょう。
また、合格したからといってその年に進学するかどうかは確定的ではありません。
ご両親に合格した学校に進学するのかきちんと確認してから入学祝いを渡すようにしましょう。
入学祝いを渡す時期はあくまで目安です。
うっかり目安の時期が過ぎてしまった場合でも、失礼には当たらないので気づいたタイミングで早めに渡すようにしてください。
入学祝い のし袋のマナー
■のし袋の種類
入学祝いは「蝶結び」の「のし袋」に入れます。
のし袋の種類は渡す金額に見合ったものを選びましょう。
渡す金額が~5千円までは蝶結びの柄が印刷されたのし袋でOKです。
1万円以上になると、飾りのついたものを選ぶようにしましょう。
■のし袋の表書き
表書きは「入学御祝」「御入学祝」「祝御入学」が一般的です。
小さいお子さんの場合「ご入学おめでとう」とする方もいらっしゃいます。
■のし袋の入れ方
お札は新札を用意し、封を開けたときにお札の肖像画(表面)が上部に見えるように入れます。
入学祝い 渡し方のマナー
入学祝いは子供へのお祝いですが、子供の両親に渡します。
現金を渡す場合「入学準備に役立ててください」という意味合いが強いのでご両親に渡すようにしましょう。
入学祝いとして、ランドセルや文房具など品物を贈る場合はお子さんに直接渡しても問題ありませんが、プレゼントを贈る旨を必ずご両親に伝えておくようにしましょう。
入学祝いの相場!孫や甥・姪へ渡す金額は?
入学祝いはいくら包むのがいいのでしょうか?
その相場を【小学校・中学・高校・大学】別と【関係性】別にご紹介します。
入学祝いの相場【小学校】
【小学校】入学祝い相場は以下の通りです。
■祖父母が孫に渡す場合
5千円~1万円
■叔父や叔母が甥・姪に渡す場合
5千円~1万円
■親せきの子供へ渡す場合
3千円~5千円
入学祝いの相場【中学校】
【中学校】入学祝い相場は以下の通りです。
■祖父母が孫に渡す場合
1万円
■叔父や叔母が甥・姪に渡す場合
5千円~1万円
■親せきの子供へ渡す場合
3千円~5千円
入学祝いの相場【高校生】
【高校生】入学祝い相場は以下の通りです。
■祖父母が孫に渡す場合
1万円~3万円
■叔父や叔母が甥・姪に渡す場合
5千円~1万円
■親せきの子供へ渡す場合
5千円~1万円
入学祝いの相場【大学生】
【大学生】入学祝い相場は以下の通りです。
■祖父母が孫に渡す場合
1万円~3万円
■叔父や叔母が甥・姪に渡す場合
5千円~1万円
■親せきの子供へ渡す場合
5千円~1万円
入学祝いの金額はあくまで目安です
今回ご紹介した金額はあくまで目安になります。
親せき同士の関係や、経済状況によっても渡す金額は変わってくると思います。
「入学祝いをしてあげたい」という気持ちが一番大切なので、お互い無理なく気を使わない金額でお祝いしてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「入学祝いの渡し方について基本的なマナー」と「入学祝いの相場」について学年別・関係性別に詳しくご紹介いたしました。
小さい頃から可愛がっている孫や甥っ子・姪っ子がいると、入学式などの節目のイベントはきちんとお祝いしてあげたいものですよね。
今回の記事を参考に、可愛いお子さんの門出が素敵なものになるよう、お祝いしてあげてくださいね。
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